テニス錦織圭選手の肩の歪みと神経伝達不良

先月 2019年7月のウィンブルドン選手権を観ていて、錦織圭選手の肩周りが気になったので 投稿します。

■ 右上腕のテーピング

錦織圭選手は 右肩~右上腕にテーピングされていました。
(昨年は右手首を負傷されました)

そして、本大会では 両肩を後ろへ動かして胸を張るような動作がたびたびあり 気になりました。

( 1回戦 Thiago Monteiro 戦 第一セット )
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( 準々決勝 Roger Federer 戦 第一セット )
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■ 錦織圭選手の肩のミスアライメント

以前のブログで述べましたが、錦織圭選手は特に右肩の動作が硬く、昨年 2018年に傷めた右手首の問題も 肩に原因があると考えます。

また、他の選手と比較すると、錦織選手は肩が前に変位した「巻き肩」の姿勢です。

  

そして 錦織選手は、いつも右肩の前あたりに ウェアのシワが寄ってしまいます。

(Animated GIF)

■ 肩のミスアライメントによる神経伝達不良のメカニズム

↑以前のブログに、このミスアライメントによって神経伝達不良が生じることと 2つの症候群について説明を加えました。

● Quadrilateral Space Syndrome
● Triangular Interval Syndrome

この2つの症候群によって、腋窩神経と橈骨神経の感覚領域に疼痛や違和感などが発生します。
(→ 詳細はブログを参照ください)

前掲のテーピングされていたラインと ほぼ合致します。

錦織選手は 右肩~右上腕に痛みを感じるのでテーピングされていたと思いますが、以前のブログに述べましたように、痛みを感じる部位には根本原因が無いと考えます。

そして 心配なことは、腋窩神経・橈骨神経は 肩から指までの筋肉の支配神経でもありますので、手首の不調や 上肢全体の動作に影響するということです。

「 両肩を後ろへ動かして胸を張るような動作 」 は、錦織選手自身も問題を感じている動作だと思います。

以前のブログにも述べましたように、一般の人でもよくある症状であり 改善できる症状ですので、コンディショニングされて、さらなる活躍を期待します!

■ ※追記

【 錦織、前週の欠場理由明かす 】(tennis.365.net)(2019年8月5日17時06分)
https://news.tennis365.net/news/today/201908/124718.html

「ウィンブルドン後に約3週間の休養をとった。手首と肘に痛みがあったから、休みが必要だった。ワシントンではいい思い出もあるからプレーをしたかった。けど、4週間以内に全米オープンもあり、リスクを負いたくなかった。だからモントリオールでプレーすることに決めた」

「ウィンブルドンから2週間後、再びラケットを握った。痛みがひどかったから、ほとんどテニスができなかった。あの時は2週間必要だった。今は練習していて、モントリオールへの準備はできている」

でもケガは回復しているとのこと。 また ウィンブルドンのような躍動感が観たいですね!

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