私も年齢を重ねてきたので、私達が笑ったり泣いたりさせてもらった場である この地球を、より良い状態で 次の世代に残してゆきたい という想いが年々強くなってきました。
この想いに ちなんで、今年 感銘を受けた本や言葉から、次の二つを挙げさせていただきます。
台湾の 唐 鳳 氏(Audrey Tang オードリー・タン)の書籍「デジタルとAIの未来を語る」より
「台湾が5Gの導入を、都市からではなく、地方から先に進める理由 …
5Gの設備投資を進める際、まず4Gの利用率が比較的低い場所、ネット環境が良くない地方に まず5Gを導入する。
4Gの利用率が低い所には学習環境や健康管理の確保ができないネット環境しかなく、公平ではない。
これまで、台湾のネット環境が整っていない山の上や離島では、リモート教育などの授業はできなかった。
2020年中には離島や海上でも電波が届くようにする予定。
台湾にはたくさんの小島があり、小学生がカヌーを使って島々をめぐるような体験をする。
ただ、何かのトラブルに備えて ネット環境を整えておかなくてはならない。
セーフティーネットがあれば安心して探検でき、大自然は彼らの良い先生になってくれる。 そのような体験は、人間の成長にとても貴重なもの。
武田邦彦 教授 【 虎ノ門ニュース 2020/11/13 】より
「人間の心というのは、
女性が必要な人もいれば、
ちょっと暴力的な人もいるし、
屁理屈ばっかり言う人もいるし、
人をいじめるのが好きな人もいるし、
色々いる。
その全体が一つの社会を作るような、余裕のある社会 っていうのが、人間社会うまくゆく。
あれはダメ、これはダメ っていうのはダメ。
そういう心で聞いて欲しい。」
皆様、よいお年を。
I Remember Everything by John Prine
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