先日の ISUグランプリファイナル で、見事 金メダルに輝いた フィギュアスケート の紀平梨花選手が心配です。
(※以下、facebookの投稿内容と同じです)
反り腰、腰椎過前彎について
紀平梨花選手は、過度な「反り腰」、または「腰椎過前彎」ともいう癖を持っておられます。
以下の当店ブログでも書きましたが、背骨の一部である腰椎は縦に5つ並んでおり、生理的に少しだけ前彎しています (前側/お腹側に凸のカーブを描いています) が、そのカーブが過度な状態(前に凸が出過ぎている状態)が「反り腰」「腰椎過前彎」です。
足(下肢)の神経の中枢は、腰にある腰髄(脊髄)や その下の仙骨にありますので、この反り腰姿勢のままだと 神経伝達の不調が生じて、いつしか 競技でネックとなると予想します。
現状と今後
現在 一見した感じでは、臀部から太ももにかけて 太めな様子が見受けられるのが(※失礼🙏) 反り腰の影響と思われ、むくみやすい とか、内臓が下垂して下腹部がポッコリ出やすいとか、減量に苦慮する体質だと想像します。
今は まだ 若さで乗り越えられると思いますが、今後は 下記の不調に悩まされると予想します(あるいは既に現れているかもしれませんが)。
●太もものシビレ・感覚異常
●鼠径部の痛み, 臀部痛, 股関節痛
●下肢に力が入らない時がある, 疲労感・スパズムがある
●腰痛
また、以下の前回投稿でも触れましたが、土台である腰が この反り腰だと、背中の張り、頭痛などの可能性もあります。
「筋肉の調整の仕方が分かってきた」
観る側にスピリッツが伝わってくる いいスケーティングをされる選手だと思います。
この癖の改善は可能であり、「筋肉の調整の仕方が分かってきた」とインタビューで おっしゃっているので、乗り越えて欲しいと思います📣🏁📣🏁📣🏁
紀平選手のtwitterより
マット上で前後開脚のストレッチをされている画像がありますが、左の股関節が問題です。
これでは左股関節が伸展方向へ十分にストレッチされておらず、代わりに腰が反っている代償運動となっています。(写真用のポーズかもしれませんが💦)
以下の当店ブログでも触れましたが、「使いやすい腰の動作だけでカバーして」いる代償運動例です。
当店facebookの投稿でも 以前 前後開脚ストレッチの大切さに触れています。
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