職業柄でしょうか、時代の流れや変化が どんどん速く過ぎてゆくように感じて、目に見えないストレスや不安に動揺させられているような気がします。
不安感を少なくする言葉や方法などを 常に探しているような年でした。
そんな中、NewsPicks サイトの小野 雅裕 氏( NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者 )の以下のコメントが好きで、時折 拝見させていただいてました。 引用させていただきます。
【 観測史上、最も古い星のひとつを発見。その名も「J0815+4729」】 (2018年02月10日)
あなたの肉や骨や血を構成する炭素や酸素やカルシウムや鉄は全て、何億年前のどこかの星の中で核融合反応して出来たものです。我々は全て星の子です。
宇宙には最初は水素しかありませんでした。で、水素が集まってこのような最初の星が生まれ、その中心で起きる核融合反応によりまずヘリウムができ、炭素や酸素など徐々に重い元素ができました。そして星の命の最後にどっかんと超新星爆発が起きて、その瞬間に鉄よりも重い元素が作られるとともに、元素が宇宙にばら撒かれるわけです。
最近の研究では、金など重金属は中性子星の衝突によって生まれ、ばら撒かれるという説もあります。
ですから、僕やあなたの体を構成する原子は、もとはといえば、何億年か何十億年か前の宇宙のどこかの星の中で燃えていたのです。そして超新星爆発を経験したのです。その後に宇宙を漂い、類まれな偶然で太陽系に集積して、地球や海や山や僕やあなたになったのです。
そう考えると、日頃宇宙に興味がない方も、少しは興味が湧きましたか?
未来の地球は さらに楽しいものとしたいですね。
よいお年を。
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